私の祖父が作った会社はものづくりの「大村製作所」でした。

父は、バルブや調整器といった精密品をつくる「大村精機（株）」を作りました。
「大村精機（株）」は半導体産業の発展とともに、半導体工場の高圧ガス特殊ガス配管施工を手がけるようになりました。また、45年間の高圧ガスに関する経験も積み重ねて参りました。

私は、「アイエヌジー」を「大村精機（株）」から独立させ、半導体製造装置再生に取り組みました。
そこから前工程半導体製造装置以外にも、測定器や周辺機器のメンテナンスや付帯工事といった業務も行うようになりました。
このような経緯から、「大村精機（株）」には機械加工・配管・溶接・組立・設計、「（株）アイエヌジー」には装置メンテナンス・組立・電気工事・設計についての職人が集まることとなりました。

今、時代の流れとともに、それぞれの会社の個性を生かし独自の道を模索していくことより、ひとつの会社として総合力でお客様に最高のサービスを提供することを選択し、この度2社を合併することにいたしました。
これに伴い、今後当社は「研かれた技術」を有する会社でありたいという企業目標、そして社員個々も自らの「技術を研く」ことに常に取り組み日々向上してもらいたいという私の希望を込めて、「大村技研株式会社」と社名変更することといたしました。

私たちの行動原則は「どのような案件であっても、迅速に確実に対応する。」ことです。
「困ったときには大村技研（株）」とお客様に言っていただけるような会社を目指して、更にいっそう、技術の向上に取り組んで参ります。

代表取締役　大村一彦