
新しい仕事や、
自分にしかできない仕事が
できる時が
嬉しいですね。
広島営業所の工事部で課長を務めるS.Mさんに インタビューしました。
S.Mさん 工事部(入社6年目)
お仕事の内容について

半導体工場で、配管工事をする仕事です。
具体的には、協力会社や工程の管理、客先とのやり取りをしています。
現場では、現場代理人として客先との打ち合わせをメインで行っています。
お仕事はどんな風に始まるのでしょうか?
現場スケジュールの管理がメインです。
受注を受けた仕事の仕様設計をもとに部材の発注をしたり、工程を組んでいます。
半導体工場では、お客様から厳しい品質管理を要求されることもあると思いますが、
クリアするためには何を大切にしていますか?
品質・安全・納期を重要視しています。
品質に関しては、半導体工場はちょっとしたパーティクル(塵・埃)も許されない環境なので、作業者への教育をしっかり行っています。
安全に関しても、全員が同じ安全意識を持てるように教育しています。
他の社員の皆さんにどのような教育をしていますか?
半導体工場は、工場によってルールが異なるため、作業スキルに関する指導だけでなく、ヒューマンスキルに関する教育も行っています。

社員の皆さんの中で成長してきたなという人はいますか?
広島営業所で言うと、ここ2~3年で入ってきた3人が非常に伸びたと思います。
その3名が伸びた理由は?
広島は一人一人の仕事の幅が広いので、担当する仕事の種類も多く、技術や安全意識などのスキルアップにつながっているのだと思います。
3名が乗り越えて成長できたのはなぜでしょうか?
仕事にやりがいがあるからだと思います。
他にも、彼らに現場作業の経験があったことも理由の一つだと思います。
というのも半導体工場の現場は、もちろんリスクは伴いますが、仕事としては他の分野に比べて非常にやりやすい環境だからです。
例えば外の現場だと、夏は炎天下で、冬は極寒の中で作業する必要がありますが、半導体工場はクリーンルームでの作業になりますので、1年中快適に作業できます。
面白いところや、やりがいはどんな所ですか?
作業をしている方たちに関しては、自分が配管などを作ってそれを接続して、いちから組み上げて完成した姿が嬉しいと思います。
さらに半導体はどんどん需要が出てくるので、「あの装置を自分が携わった」というのが嬉しい部分になると思います。
Mさん自身はどうでしょうか?
私自身は、納期遅れを起こさなかった、事故を起こさなかった、作業者が無事に家に帰ることができた。
これが達成できると嬉しいです。
それから、お客様から「大村技研は納期を守ってくれている」とか「安全に作業をしてくれている」「十分な品質を保っている」という風に言っていただいたとき、「ああ、よかったな」って思います。
充実を感じるときはどんなときですか?
新しい仕事や、自分にしかできない仕事ができる時が嬉しいですね。
忙しければ忙しいほど充実していると感じます。

大村技研に入社した
経緯について
大村技研への入社のきっかけは何ですか?
最初に就職したのは、知り合いが設立した会社でした。
半導体業界にも伝手があって、そこからどんどん違う道に行った結果、大村技研と出会いました。
大村技研には元々協力会社として入っていました。
そこで2年お世話になって、当時の営業所の所長から「社員でやってみないか」と声をかけられたのがきっかけです。
社員になるとできることの幅も広がるだろうということで、面接を受けさせていただきました。
最初はどんなポジションでしたか?
最初は現場の安全を監視するポジションでした。
作業者を安全に作業させて家まで帰らせることが役目です。
作業している人を見回って、チェックしたり指導したりする仕事です。
今のポジションに就くまでに、どんな流れがありましたか?
元々四日市で働いていたのですが、広島で新しく工事が始まって、そこで人手がいるとのことで広島へ移ることになりました。
初めは部材の発注や管理の仕事から始まりました。
そこから少しずつやることが増えて、現場に入って監督をしたり、協力会社の管理をするようになり、課長を任されるようになりました。

お仕事で大切にしていること

トラブルがあっても迅速かつ円滑にコミュニケーションを取って解決しているという評判です。
これができるのはどうしてでしょうか?
協力会社の末端の人達とも会話するように心がけているからだと思います。
業務として直接関わることはない方にも、現場に入って話しかけるようにしています。
コミュニケーションを大事にしているので、声かけ運動に取り組んでいます。
配管に関する規制や基準に関する専門知識は、どうやって習得しましたか?
知らないものはまず調べるようにしています。
現場でもインターネットを使って調べることがあります。
最低限必要な知識は、外で受けられる特別教育を極力受けるようにして、知識を習得しています。
典型的な1日の流れ
出勤したら、
みんなで朝礼(8:00~)

朝礼は8:00きっかりに、協力会社の方も含めて行います。
その日のやるべきことの確認や、他でトラブルがあった時にはその報告などをメインでします。
作業計画を立てる(8:20~)
各チームに分かれて、作業の計画を立てます。
現場に移動しKY活動(9:00~9:20)
どんな危険が潜んでいるのか考える、危険予知活動をチーム全員で行います。
その後、9:20からお客様の安全朝礼があります。
現場作業開始(9:30~)
11:30で作業を終え、片付けをします。
午前と午後で同じ場所で作業するとしても、一度片付けをします。
現場には他にも多くの他業者さんが出入りしています。
片付けていないと躓いたり通行の邪魔になったり事故の元になるため、作業場所を離れる時は一回ずつ片付けます。
お昼休憩(12:00~13:00)
現場から事務所へ移動してお昼休憩に入ります。
現場に入って昼礼、
午後の作業(13:00)

13:30から午後の作業がスタートします。
16:00まで作業です。
片付けて翌日の段取り(16:00~)
現場の片付けをしたら、事務所に戻って翌日の段取りを立てます。
業務終了(17:00)
基本的に定時で終業・帰宅します。
将来どんな仕事人に
なりたいですか?

今は半導体工場の仕事がメインですが、東広島市の仕事に携われるといいなと思っています。
どんな案件でしょうか?
配管屋さんが基本なので配管工事になると思いますが、例えば道路の舗装にも挑戦してみたいです。
新しいことをしようとすると、そのとき初めてどういった資格が必要だとか、こういう準備が必要だということが多数あると思いますが、それが非常に楽しいです。
大村技研は声をあげれば色々なことにチャレンジできる会社なので、いろんなことをやってみたいです。
各拠点の様子
直属の上司からの
コメント
まったく他業種からの転職でしたが、そこで培った卓越した交渉力・調整力が、弊社にとって大変な武器になると感じ社員に誘ったところ、快く引き受けてもらえました。
現場では予期せぬトラブルが発生することがよくあります。
その際、他のメンバーと円滑にコミュニケーションを取り、協力しながら迅速に解決策を見つけ、お客様に提案し対処しています。
半導体工場で依頼される工事・作業は、生産ラインに直結しており、わずかなトラブルでも人命への危険が生じるとともに、大きな被害が発生します。
そのことを理解し、次に何をすべきかを自分で考えて行動できる、大村技研にとってなくてはならない存在です。
クリーンルームという特殊な環境や特定の化学物質、配管に関連する規制や基準に関する知識を習得し、今では部材の選定、調達、工程管理などを任せるだけでなく、現場代理人として、タイトなスケジュール管理やトラブルへの対応も迅速に行っています。
お客様から要求される厳しい品質管理にも対応し、メンタルの強さや柔軟性も身に付いてきました。